大企業の社長である父と優秀な兄・航(わたる)に
劣等感を感じている巴(ともえ)は世話役の南雲(なぐも)と共に自宅の離れで生活をしていた。
南雲への気持ちを押し殺し、一人で平気なふりをして日々を送っていたが南雲の方から好きだと告げられてしまう。
「愛しているから一緒にいたい」「愛しているから離れたい」お互いの気持ちは交ることはなくーー。
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