目覚めてから眠りにつくまで、呼吸するように日々写真を撮り続ける“写鬼”アラーキー。その眼に映るすべてが被写体となる。年を重ねても衰えない膨大な写真の量と質、鬼気迫るほどの創作エネルギーは、見る者を圧倒。父、母、妻、愛猫の死、そして自身もガンに冒され、ついには写真家として最も大切な利き目である右眼を失明。だが、大切なモノを失うたびに、その写真はますます凄味と切なさを増していく。人生すべてが写真のアラーキーにとって、「写真ノ説明」とは、そのまま人生の説明であり、生き様の説明でもある。本書は、ここ一年余の活動を辿りつつ、過去の名作から最新撮り下ろし、ライフワークである「人妻エロス」の撮影模様、さらにかつて路上で行っていたワークショップの解説まで収録。最も旬なアラーキーと「私写真家人生」の全てが見えてくる!
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